猫の正しい抱き方

猫の正しい抱き方~猫が喜ぶ抱き方


猫好きの人でも、案外、猫の正しい抱き方を知らない場合があります。


人は子供を抱くときのように、猫を抱こうとしがちです。

赤ちゃんがその抱き方で良いからです。


しかし、猫は人間とは違います。

猫は、三半規管が発達しているために、空に放り投げても、地面に着地したときは、上を向いていますね。


ですから、猫を仰向けに抱くことは猫は好まないのです。


猫を抱くときは、どのように抱いたら良いでしょうか?

猫を、横に抱き抱えて、腰の部分を人間の身体に軽く押し付けるように抱きます。

力の入れ具合を調整して、猫がいたがらない強さでありながら、落ないように抱く強さです。

程よい強さと言ったら良いでしょう。

そうすることによって、猫は仰向けにならず、抱くことができます。


猫の足はだらりと下がります。

しつぽは自由に振れるように抱いてください。


つまり左腕で抱くならば、猫はあなたの手の中で、前足を肘の前後にかけて、うつ伏せのような形になります。


空いている右手で、猫を撫でることができます。


猫があなたの手の中でリラックスしていうようなら、あんたは上手に猫を抱いています。


猫は自分のしたいように生きる生き物ですから、人間が抱きたいと思っても、自分でどこかに行きたくなるかもしれません。


そんな時は、

「もういいよ」と言って、尻尾を動かし始めます。

喜んでいるのかもしれませんが、そういう意味の時が多いです。


もし、あなたが猫好きなら、猫の心が解るでしょうから、どちらかが解る筈です。


猫がどこかにいきたくなったら、猫の自由にさせてあげましょう。

そっとおろしてあげてください。


そして、また、猫が抱いて欲しいときに抱きあげてあげてください。

猫はあなたのことをもっと好きになるでしょう。=^ー^=